八ヶ岳山麓裾野にひろがり、別荘地としての人気も名高い「小淵沢」そして「富士見」。 これらの地域でも、格段の人気をほこるのが、今回取材にお伺いした『富士見高原リゾート』様です。

その名のとおり富士山が見えるリゾート地で、取材にお伺いした日も、すでに小淵沢駅から向かう途中より、冠雪の富士山が美しく見えていました。自然が豊かで星空もきれいに見える地域だそうです。

『富士見高原リゾート』は、スキー場やゴルフコースなど多彩に楽しめる複合（総合）リゾートになっており、スポーツ合宿や林間学校などの宿泊施設として名高い「ジュネス八ヶ岳」のほか、天空の遊覧カートやライトアップが人気の「富士見高原 花の里」などスキー場やゴルフコース以外にも広大な敷地をおもちです。

そんな敷地内のいやしの温泉施設「八峯苑 鹿の湯（はっぽうえん・しかのゆ）」が、今回の取材場所となりました。ご対応くださったのは、施設管理課の有賀 祐二（あるが・ゆうじ）様。優しい笑顔が雄大な自然のリゾート地とかさなって、お話しているだけで心がいやされます。

有賀様に教えていただいたのは、「八峯苑 鹿の湯」の神秘的な温泉の秘密。

ここの泉質が、「ナトリウム‐硫酸塩・塩化物泉」で、源泉井戸の湧出量が少ないことから循環ろ過方式となっているため、1日に数回、源泉を注入されているそうですが、そのときにお湯が「翠（みどり）色」に変化するのだそうです。

時間が経つと翠色から透明に戻ってしまうという、まさに「神秘の温泉」で、富士見高原リゾート様では、この現象を「翠の湯」と名付けられました。 特に、温泉１キログラムあたりに硫酸イオンが2,715mgふくまれているため、保温性がとてもよく、お客様も「ここの温泉は、本当によく温まるね」と喜ばれ、実際に「翠の湯」だけを楽しみに毎年、多くの方がお越しになるそうです。

特に、旅慣れた温泉好きの方の比率がたかく、60歳以上の方のみご利用いただける特別限定プランも人気だそうです。
http://happoen.jp/plan.html

早速、有賀様にアリアミストボリーナ導入について、くわしくお話をうかがいました。

有賀様のお話

アリアミストボリーナ導入の経緯ですが、2年ほど前でしょうか。
総合的にコスト削減を考えていた折に、田中金属さんの「ガイアの夜明け」を見て「節水シャワーヘッド」アリアミストボリーナの存在を知り、これなら節水ができると想い、アリアミストボリーナの導入を決めました。

早速、当館（八峯苑 鹿の湯）のほか、ジュネス八ヶ岳、ゴルフ場のクラブハウスの大浴場など、温泉施設や全浴場、シャワールームなど、全体で約60本ぐらい導入しておりますが、節水効果としては水道代が3割ぐらい削減できたうえ、水圧もちょうど良くなり助かっています。

もちろん導入へのデメリットは何もなく、お客様からも「心地良い」「水流・水圧がとても良くなった」と評判がよく、導入してとても良かったと感じています。

現在はボリーナを実際に使って「良かった」というお客様に気軽に購入していただこうと、昨年夏ぐらいから売店の店頭で発売も始めています。 従業員はすでに何名か、良さを体感して自宅用に購入しているようです。

ちなみに当館は「八峯苑 鹿の湯」という名称なのですが、実はこの時期は野生のシカが出てくることから、命名しています。それだけ自然豊かな地域でもあるため、人気の観光地なのだと想います。

こういった土地柄もあり、宿泊でのお料理は、信州牛のすき焼きや、信州牛の陶板焼きなどお出ししています。

ぜひ多くの方にお越しいただければと想います。