投稿日:2026.04.23 最終更新日:2026.04.23
【ファインバブルとは?何がいいの?】 シャワーヘッドだけじゃない!小さな泡と生活のお話

「ファインバブル」「ウルトラファインバブル」という言葉、聞いたことありますか。ありませんか。
そんな目に見えないほど「小さな泡を、大きな力に。」する会社、TKSでございます。
TKSは業界に先駆けて2011年にファインバブルシャワーヘッド「アリアミスト ボリーナ」を発売し、今年で15年になります(2026年4月時点)。他社様のCM効果もあり、ファインバブル自体の認知度も高まってきたな……と思いつつも、広報として他企業様や記者様などとお話していると、まだまだふんわりとした伝わり方の印象。
「名前は聞いたことあるし、よく落ちるんでしょ? あと美容にいい?」くらい。
だいたいあっています。でも本日は、もう少し深掘りさせてください。
そんな、そもそもファインバブルって? についてのお話です。
もくじ
「説明しよう!」ファインバブルって何ぞや
ファインバブルというのは、小さく細かい泡のこと(直径が0.1mm(=100μm)未満)。
どのメーカーのどの製品から出てても同じ。小さい泡はファインバブル。その中で、サイズによって2種類に分けられます。
「マイクロバブル」
…0.1mm(=100μm)未満~0.001mm(=1μm)以上
「ウルトラファインバブル」
…0.001mm(=1μm)未満

この泡を利用して汚れを落としているのがファインバブルシャワーヘッドです。
この目に見えないほど小さな泡には
「洗浄」「保湿」「保温」の作用があるとされています。
やわらかく言うと「汚れすっきり」「お肌うるおい感」「ぽかぽかあったか」みたいな感じ。
美容の世界では「しっかり落とす」「潤す」「冷やさない」が大切とよく言われているようですが、このファインバブルと親和性がよいとされているため多数の製品が生まれています。
ちなみに若干似通ったワードも散見するかと思いますが、実はこの「FINE BUBBLE/ファインバブル」、「ウルトラファインバブル」は一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA)の登録商標。ファインバブル産業会の会員企業がこの表記を使用できるというものです。https://fbia.or.jp/
Point! ファインバブルはとても小さな気泡。洗浄力が高く、保湿や保温作用があるから「美容」と親和性が高い◎
昔はマイクロナノバブルとかナノバブルとか自由な名前で呼ばれていました。サイズの基準が曖昧だったところを、基準を決めてISO規格となり「ファインバブル」「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」が定義されました。
摩訶不思議ファインバブル
ファインバブルシャワーヘッドって高級なイメージ、ありませんか?
じゃあ高いファインバブルシャワーヘッドを買えばさぞいいファインバブルが浴びられるであろう……と思ったそこのあなた! 泡自体はぜーんぶ一緒。
というのも、“ファインバブル”というのはあくまで「泡のサイズの基準・名称」なのです。
20万円でも500円でもファインバブルが出ていたら、得られる作用は同じ。
「じゃあ500円のシャワーを買えばいいのか」となりそうですが。
じつはファインバブルのシャワーヘッド、泡の量やサイズだけで判断はできないんです。各社が公開しているエビデンスって、異なりますよね。何なら弊社製品で、同じファインバブル発生機構を使っている製品でもエビデンスが違います。
同じファインバブルでも、水流の制御の仕方でエビデンスが変わる?!
同じサイズ・量の泡が出ていたとしても、お水が出る部分の設計や孔の大きさ、配置などによってエビデンスが変わります。下記の3製品は、同じ「μ-Jet機構」というファインバブル発生機構を搭載したシャワーヘッドです。なのでファインバブル自体はどれも一緒。
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アヴァンティファイン
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|---|---|
![]() |
アヴァンティファイン コンフォート
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![]() |
ピュアラスファイン
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浄水機能が追加できるか否かはあるものの、ボディはほぼ同じ。大きく違うのは水が出る散水板の孔。
この孔の大小、数、密度によって、こんなにも大きな差が生まれます。摩訶不思議ですね。
Point! 同じファインバブルでも、水流をコントロールすることでエビデンスが変わる
美容だけじゃない!ファインバブルは何がいい?
さて、そんなファインバブルでございますが。
「美容シャワーヘッドにも興味ないし自分の生活には関係ない」……なんて思っていませんか。
実はそんなこと、ないんですよ。実はもう、目にしたり、口にしたり、しているかも??
油汚れを浮かす! ファインバブル
上の図は皮脂汚れを落とすメカニズムについてTKSで使っているものですが。
皮脂とは油分。つまり、油汚れなんですね。ファインバブルが洗浄力が高いお水といわれるのは、マイナスの電位を帯びたファインバブルが、プラスの電位を帯びた油汚れに吸着して浮かせるからなんです。
似たケースが身近にありまして、アルカリ電解水です。キッチン周りなどの油汚れを落とすために使用するお水です。アルカリ電解水とは、水を電気分解して作られる強アルカリ性の洗浄液のこと。マイナスの電位を持っており、汚れを浮かせています。同じことが、ファインバブルで起きているわけです(お湯がアルカリ性になったりビリビリしたりするわけじゃないです)。
つまり皮脂じゃなくても油汚れにてき面、ということ。実は施設などで、すでに導入しているところもちらほら。床面の掃除や車体洗浄などにファインバブルが活用されています。
Point! マイナス電位を帯びたファインバブルが、プラス電位を帯びた皮脂を浮かせることで洗浄作用を発揮する!
口にしている?? ファインバブル
実はマヨネーズや食用油などにファインバブルを入れることで、食感をよくしたり、酸化を防いで品質を長持ちさせたり、なんて技術応用もされています。そばに入れてみたり、アイスクリームに入れてみたり。食品加工現場の洗浄にも活用されています。なので、私たちの生活からめっちゃ遠い存在、ってことはないんですよ。むしろ年々身近になってきています。
ファインバブル(ナノバブル)で調理をしたら美味しかった、というユニークな記事もございました。
「ナノバブル水」で調理すると、おいしい+早い+減塩できる
ギズモードジャパン(参照:2026.4.23)
https://www.gizmodo.jp/2025/05/nanobubble-miso-soup.html
日本が牽引する技術です
とはいえ「エビデンスが出ているけれどメカニズムがわからない」ことも多いファインバブル。
日本が牽引する技術ではありますが、まだ未知の部分も多い技術であるため、日夜研究が進められている段階です。それこそ生活に関わることですので、慎重に。
私たちTKSも地道に研究を進めています。解明されることがもっと増えれば、もっともっと生活に役立てられるのでは、と思っております。
TKSのファインバブルも活用されています!
ファインバブル=泡のサイズなので、ファインバブル自体はどれも同じですが、発生機構は企業によって異なります。各々の技術を搭載した製品を開発し、販売しています。

TKSのコア技術は「μ-Jet機構」※
μ-Jet機構(ミュージェット)は、当社が保有する特許技術です。
お水の中の空気を利用する「キャビテーション方式」と水流の高速旋回によってファインバブルを生み出します。ウルトラファインバブルの定義では0.001mm(=1μm)未満が該当する泡とされていますが、μ-Jet機構ではその更に1/10!
0.0001mm(=0.1μm)の超微細気泡を生み出すことができます。
当社は2010年よりファインバブル研究を開始。μ-Jet機構を初搭載した蛇口用製品「TK-7001 awawa(アワアワ)」は2011年7月に発売されました。μ-Jet機構はその小型さと低コストであることも特徴であり、本来であれば大きく高価格になりやすいファインバブル発生機構を皆さまが手に取りやすい価格帯に抑えられています。
※μ-Jet機構:高速旋回液流とキャビテーションによる独自の発生方式
また、小型化を可能にしたことにより汎用性も高くなり、様々な共同研究にも活用されています。※2026年4月23日現在
| 年 | 内容 | 共同研究先 |
|---|---|---|
| 2024年 | 2024年度 日本水産工学会 「P2G廃酸素の活用を想定した酸素曝気とウルトラファインバブルによるウニ蓄養実験」研究発表 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000119238.html |
三井共同建設コンサルタント株式会社 <継続中> |
| 2023年 | 「硬水は噴霧化によって軟化できる」ことを発見 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000119238.html |
東海国立大学機構 岐阜大学 <継続中>
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| 2023年 | 「小さな気泡」が農業の課題解決となることを発見 「土壌障害の予防又は改善剤」の特許を取得 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000119238.html |
東京農工大学大学院農学研究院 他 <継続中> |
| 2022年 | 日本農芸化学会の英文誌Bioscience, Biotechnology, and Biochemistryに”Ultrafine bubble water mitigates plant growth in damaged soil “のタイトルで論文発表 https://tks-gifu.jp/technology_topics/media/p7085/ |
国立大学法人東京農工大学 |
| 2022年 | 8年の歳月をかけて粘り強く研究開発 「糖尿病予防又は改善用液状物」の特許を取得 https://www.atpress.ne.jp/news/335027 |
東海国立大学機構 岐阜大学 <継続中> |
ミストのためだけに生まれた「μ-SPIN F/R」《特許出願中》※
こちらはTKSの新技術。TKSの新技術となる、ミスト発生機構 / ファインバブル発生装置。散水孔を全体に配置しています。
となり合う水流が左右で逆回転をすることで、各ミストが干渉しあわない構造になっており、水流の乱れを防ぎます。
開発者が試行錯誤を繰り返し、よりなめらかで雑味の少ない、贅沢なミスト体験を生み出すことを目指して開発されました。
・μ- spinF/R機構 搭載製品:ピュアラスフィニッシュミスト
μ- spinF/R機構:高速旋回液流とキャビテーションによる独自の発生方式(特許出願中)
Point! ファインバブルは日本が牽引する気泡の技術! TKSは2010年に特許技術を開発、研究を続けている
お風呂以外にもたくさんあったファインバブル
- ファインバブルとはサイズの違いのこと!油汚れを浮かせて落とすのが得意!
- 車や施設の掃除などにもすでに活用されている◎
- 食品にも活用が進む、日本が牽引する技術
- 発生装置は様々で、各社特許を取得している!
- TKSのファインバブルも養殖や農業などの共同研究に活用中
……という、まだまだ未知数ながらすでに注目が集まっているファインバブル。
あなたも生活に取り入れてみませんか?
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awawa / アワアワ
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ピュアラスフィニッシュミスト・スターターキット
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いかがでしたか?摩訶不思議な気泡、ファインバブル。ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
それでは、またシャワータイムにお会いしましょう!
この記事を書いた人![]() |
TKS広報部 K 2024年入社の広報後輩。美容について勉強中。趣味は読書。古本屋に入ると出てこなくなる。 愛用シャワーはピュアラスファインとフィニッシュミスト、スカルプファイン。 |
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