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シャワーはいつ日本に広まった? 1960年代以降のお風呂文化や暮らしの変化

弊社、実は創業60年以上の企業です。
1965年創業(昭和40年)。人類初の宇宙遊泳が行われた年……だそうな。

プロ野球ドラフト会議の第1回が行われたり。
ローリング・ストーンズの代表曲「サティスファクション」が発売されたり。

そんなころ、日本では「いざなぎ景気」というものが始まりました。
1965年11月から1970年7月までの57ヶ月間続いた高度経済成長時代の好景気の通称です。
この時期に「3C」(自動車・カラーテレビ・クーラー)も急速に普及しました。

よみがえる社会の教科書の記憶……。

ちなみにこの「いざなぎ景気」、日本神話の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)からきているそうです。
こをろこをろと海水をかき混ぜた泡の中には目に見えない泡もあったとか、なかったとか(これが言いたかっただけ)。

この流れでもう1つ、日本の一般家庭で普及しはじめたものがあります。
そう、家庭用のシャワーヘッドです。

今では、各ご家庭でシャワーを浴びるのは珍しいことではありません。でも「家でシャワーを使う」という暮らしが少しずつ広まりだしたのも、この60年代と言われています。

今回は、日本でシャワー文化が広がり始めた1960年代ごろを振り返りながら、当時の暮らしや流行と一緒に、お風呂文化の変化を見ていきます。


「毎日家でお風呂」は、昔は当たり前ではなかった


現在の日本では、家に浴室があることは一般的ですが、一般家庭にお風呂が広く普及したのって昭和中期ごろらしいです。
江戸時代などは銭湯文化が一般的だったそうで。
しばらくは「家風呂の普及」と呼べる状態まで至っていません。

地域などによっても家風呂が普及したタイミングは異なるようですが、60年代頃は今とは全然違うお風呂環境だったようです。


1960年代、日本の暮らしが大きく変わり始める


1960年代、日本は高度経済成長期を迎えます。
街には新しい建物が増え、家電や住宅設備も急速に進化していきました。
団地文化が広がった時代でもあり、第1次マンションブームと呼ばれる建築ラッシュが起こります。
マンション暮らしのフォーシーズン「歴史に見る、アパート暮らしと管理」
https://www.kanrikyo.or.jp/4season/articles/history/vol36/index.php

このころ登場したのがバランス型風呂釜。
それ以前は換気に気をつけないと一酸化炭素中毒になってしまう危険があったのですが、安全性から普及したそうです。
このバランス釜にはやがてシャワーがつけられました。

読売新聞コラム「我々は風呂に何を求めてきたか」
https://www.yomiuri.co.jp/column/chottomae/20240626-OYT8T50054/
神奈川県住宅供給公社「くらしリノベーション」住まいとくらし~団地のお風呂の歴史~
https://www.kosha33.com/life/history/post_5.php
BEAT T!MES「我が家の風呂の戦後史」
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/8171/
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/8208/
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/8211/

また、1964年 (昭和39年)の東京オリンピックをきっかけとして、ユニットバスが誕生することとなりました。
こちらもシャワーがありますね。
最初はホテル向けに開発されたユニットバスも、上記の建築ラッシュに伴い一般家庭へと広がっていきます。

TOTO PRTIME STORY –ユニットバスルーム誕生60周年。「きれいで快適な浴室づくりへの取り組み」
https://prtimes.jp/story/detail/ZrN3G0cNJ0b

こうして1960年~70年代と各住宅のお風呂が普及・進化して、シャワーもまた各家庭へと広がっていきます。
どんな感じだったんだろう……シャワーを浴びたことがない人が、初めてシャワーを出した瞬間。

1960年代から一般家庭に広がっていき、平成を目前に控えた1980年代後半には「朝シャン」なんてブームもありました。
このころにはもうとっくに「シャワー」が各家庭に馴染んでいる雰囲気がありますね。


1960年代に流行していたもの・生まれたものを見てみる

では、シャワー文化が少しずつ広がっていた1960年代、
世の中ではどんなものが流行していたのでしょうか。

少し振り返ってみます。

▼日本でカラーテレビの放送開始

白黒だったらテレビの映像がカラーへと移行が開始(1960年)。
高額だったこともあり、出た瞬間に普及というわけにはいかなかったみたいですが……。
「家で映像を見る」という体験が、より鮮やかになっていった時代です。
NHKアーカイブス「カラーテレビの本放送始まる」
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0002080039_00000

▼インスタントラーメン

はじまりはちょっと前の1958年。
初のインスタントラーメンが発売されました。

60年代は黄金期という声もあるほどインスタントラーメンが大ブーム。
多くの企業、メーカーが参入したようです。

インスタントラーメンナビ「インスタントラーメンの歴史」
https://www.instantramen.or.jp/know/history/

▼東京オリンピック(1964年)

2020⇒2021の東京オリンピックも記憶に新しいですが。
最初に行われた日本でのオリンピックは1964年です。
日本どころかアジア初だそうで。

このオリンピックでは「報知新聞」「毎日新聞」「朝日新聞」の特派記者を三島由紀夫が務めたそうです。
すげぇ時代だな。

また、この年には東海道新幹線も開通しています。
なんか、未来への勢い! 躍進! って感じがしますね。

▼海外の音楽やファッションが大きく影響

音楽やファッションなども大きく変化する時代でした。

ビートルズ来日(1966年)やツィギー来日(1967年)など、海外文化の影響も広がっていきます。
モッズ、アイビールック、鮮やかなカラーブロック、ミニスカートなどなど……。
今見ても、とても素敵です。

日本の音楽シーンでは歌謡ポップスやグループサウンズなども流行しております。
マイナビウーマン「60年代ファッションとは? 特徴やアイテムをイラストで解説」
https://woman.mynavi.jp/article/190319-9/
ミュージックファースト「グループ・サウンズ(GS)とは?ブームの背景・主要グループ・日本音楽史への影響を解説」
https://www.musicfirst.biz/news/groupsounds/


「便利で新しい暮らし」が広がっていった時代

こうして見ると、1960年代は生活そのものが大きく変化した時代だったことが分かります。
シャワーも、そんな“新しい暮らし”の一部として、少しずつ家庭に広がっていったのかもしれません。

お風呂&シャワー文化は、その後さらに進化していく

さぁ、そんな60年代から半世紀以上すぎた、現在2026年。

お風呂は進化しました……何なら、幼少期バランス釜で育った私からすれば、本当にあの頃の未来を生きているのだなと思います。

温度を「ピッ」「ピッ」とボタンひとつで調整できたり。
お風呂を追い炊きしたり。
お風呂沸かすと「お風呂が沸きました」って声で教えてくれたり。
シャワーがミストになったり。
ファインバブルだったり。

複数のモードを切り替えるシャワーも、今では当たり前になってきました。
弊社は複数のシャワーを使い分ける新しいシャワー文化を提案! していますよ!

今では当たり前になっている「家のシャワー」。
でもそれは1960年代から見てみると「今」という未来に繋がる大きな一歩だったように思います。

 

 

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それでは、またシャワータイムにお会いしましょう!

この記事を書いた人
TKS広報部 K

2024年入社の広報後輩。美容について勉強中。趣味は読書。古本屋に入ると出てこなくなる。
愛用シャワーはピュアラスファインとフィニッシュミスト、スカルプファイン。